EMPLOYEE VOICES

アルバック・ファイに入社したきっかけと、入社の決め手を教えてください。

大学時代は分析装置に触れたことはなかったのですが、X線光電子分光（XPS）の原理には少し触れていたこともあり、「この技術がどのように装置として形作られているのか」に強く惹かれました。

会社説明会で、アルバック・ファイが表面分析の分野で高いシェアを誇っていると知り、「せっかくなら新しいことに挑戦してみよう」と思い入社を決意しました。

現在の仕事内容と、日々の業務で特にやりがいを感じる部分について教えてください。

XPS装置の開発に携わっており、シミュレーションや検証などを行っています。データ取得やパラメータ調整など、うまくいかないことも多いのですが、「どこに原因があるのか」を探り、仮説を立てて検証を重ねていくプロセスにやりがいを感じます。

特に、条件を変えながら比較検証を行い、自分の仮説がぴたりと当たったときの達成感は格別です。逆にうまくいかなかったとしても、新たな発見があるのが面白いところです。

アルバック・ファイで働く魅力はどんなところだと感じていますか？

自分が関わった分析装置が、企業や大学、研究機関などで実際に使われていることにやりがいを感じます。納品後の現場を見る機会は少ないのですが、営業担当者を通してフィードバックを受けることもあり、改善に活かされる場面もあります。そうしたフィードバックを受けるたびに、自分の仕事が社会に貢献していると実感します。

また、入社後は社内での報告や資料作成の機会も多く、自分の行った仕事を共同作業者に理解、把握してもらうためにプレゼンテーションや説明のスキルも磨かれてきたと感じています。人に伝えるにはまず自分が深く理解している必要があるため、そうした準備の中で自然と知識も深まっていきました。

印象に残っている仕事やエピソードはありますか？

開発中、なかなか思い通りのデータが取れなかったことがありました。原因を突き止めるために、条件を少しずつ変えて何度もデータを取得し、その違いを比較する日々が続きました。

まだ明確な解決には至っていませんが、このように仮説を立て、検証を繰り返しながら一歩ずつ前に進んでいく過程がとても面白く、自分にとってはやりがいのある瞬間です。自分の考えたアプローチが的中して、問題が解決できたときには、きっと大きな達成感を味わえるだろうと感じています。

職場の雰囲気や人間関係について教えてください。

とても落ち着いた雰囲気の職場です。困ったことがあればすぐに周りに相談できる環境で、先輩方も親身になって話を聞いてくださいます。

入社したばかりの頃は、コミュニケーションを取るのが苦手で悩んでいましたが、周りの先輩方がフレンドリーに接してくれたおかげで、少しずつ慣れていくことができました。

自分の作業を定期的に共有したり、分からないことを積極的に質問したりと、自分から動くことを意識することで、信頼関係が築けたと感じています

プライベートはどのように過ごされていますか？

週末は会社の野球部の活動に参加しています。学生時代にやっていた野球を久しぶりに再開したのですが、体が意外と覚えていて驚きました。最近はバドミントンも始めて、体を動かす時間を楽しんでいます。

平日の夜は家でゆっくり過ごすことが多く、気分転換にオンラインのレースゲームを楽しむ日もあります。こうした時間があることで、オンとオフの切り替えがしやすくなっていると感じています。

今後の目標や、挑戦していきたいことを教えてください。

まずは、今使われている装置の改善点を自分で見つけて、アイデアとして提案できるようになることが直近の目標です。

いずれは、自分が中心となって開発プロジェクトを立ち上げることができるようになりたいです。そのためにも、今は知識と経験を積み重ねていきたいと思っています。

求職者へのメッセージ

私も入社当初は真空や分析装置の知識がほとんどなく、コミュニケーションにも不安がありました。でも、分からないことを周囲に相談したり、情報共有を大切にしたりすることで、少しずつ成長できたと感じています。

新しいことに挑戦したいという気持ちがあれば、きっと乗り越えられます。周囲のサポートもあるので、安心して飛び込んできてください。