先輩社員の声
EMPLOYEE VOICES
風通しの良い職場で27年。
技術も管理も身につけたキャリア
1998年入社
カスタマーサービス部 サービス業務・IH課


現在の仕事内容について教えてください。
カスタマーサービス部で、主に社内修理業務、海外の顧客への対応、受注や売上の管理業務を担当しています。お客様からお預かりした製品の修理を行うだけではなく、全世界に展開する当社の装置に対するサービスを、現地の子会社や協力会社のサービスエンジニアと連携し提供しています。
当社のメンバーと現地のエンジニアが一丸となり、問題解決に取り組んでいます。
アルバック・ファイで働く魅力・やりがいはなんですか?
一番の魅力は、やはり風通しの良さです。150人ほどの会社で、部署の垣根が低く、ほとんどの部署が同じフロアにいるため、自然と顔見知りの関係ができます。困ったことがあれば、すぐに上司や先輩に相談できる環境があるのは本当にありがたいですね。
また、若手からの質問も活発に飛び交い、気軽に意見や疑問を共有できる雰囲気があります。息苦しさを感じることなく働ける環境です。この雰囲気は、27年前の入社当時から変わっていません。
印象に残っている仕事やエピソードはありますか?
入社当初は電気や真空装置に関する知識がほとんどありませんでしたが、現場で装置と向き合いながら試行錯誤を重ね、少しずつ技術を習得していきました。やはり実際に作業しないと身につかないことが多いので、現場経験は非常に大きかったです。自信を持って動けるようになったのは3年目くらいからですね。
その後は、技術に加えて受注・売上といったお金を扱う管理業務も担当するようになりました。最初は苦手意識もありましたが、上司や先輩のサポートを受けながら徐々に理解を深めていきました。私は全体感で物事を捉えがちなのですが、数字や管理の面でものごとを丁寧に教えてくれる“師匠”のような先輩から、多くのことを学ばせてもらいました。
27年という長い期間、アルバック・ファイで働き続けてこられた秘訣は何でしょうか?
やはり「自分に合っていた」という点に尽きます。待遇や環境が良かったことももちろんありますが、風通しの良い文化や居心地の良さが、長く働けた理由だと思います。
また、年次を重ねる中で、技術面だけでなく管理業務など新しいことを学び続けられたのも大きかったですね。常に新しい知識に触れながら、自分自身をアップデートし続けられる環境があったことも、長く働けた理由の一つです。

海外連携や幅広い業務で、特に難しさや面白さを感じるのはどのような点ですか?
やはり海外対応での文化の違いですね。現地の事情や慣習によって思わぬ手間がかかることもあります。ただ、それを乗り越えてうまく連携できたときには大きな達成感があります。
技術サポートと管理業務の両立は大変ですが、それだけにやりがいも大きいと感じています。部署の受注・売上を見ながら、現場の技術的課題にも関わることで、ビジネス全体を広い視野で考えられるようになりました。
趣味やプライベートの時間の過ごし方について教えてください。
休日は野球を楽しみ、会社の野球部ではキャッチャーを務めています。毎週末、地元のグラウンドを2時間ほど借りて練習をしています。練習には社内メンバーだけでなく知人も交えて行っており、チームのつながりを感じられる大切な時間です。
会社を出たら仕事のことはいったんリセットする、という切り替えを意識しています。平日は遅くなることも多いですが、オンとオフを分けることで、週末はしっかりリフレッシュできています。
今後の目標や、挑戦していきたいことを教えてください。
お客様に「アルバック・ファイの装置を買ってよかった」と思ってもらえるサービス部門にすることが目標です。サービス部門がしっかりしていないと装置の評価も下がってしまうので、技術サポートの質が装置全体の価値に直結すると思っています。
そのためには、私自身のスキルアップはもちろん、部署全体の技術力・対応力をどう高めるか、日々メンバーと相談しながら改善を重ねています。何かを一度やって終わりではなく、継続的にブラッシュアップしていく姿勢が大切だと考えています。
求職者へのメッセージ
私自身、専門知識がほとんどない状態で入社しました。同じような社員も多くいます。入社後に研修や実務を通じて学んでいけば、少しずつ理解は深まっていきますし、先輩や周囲がしっかりサポートしてくれます。
アルバック・ファイはわからないことがあっても相談しやすい、風通しの良い職場です。未経験でも安心して飛び込んできてください。